車輛に満ちる樹のにおいわたしができなかったことのひとつ、ピアス。何となく縁がなかった。イアリングが一般的だった時代から、ピアスが普通の時代への移行期。いつのまにか、もういいかなあ…になってしまった。そんなことを思い返していたのは、名鉄電車の車内。めったに座れることはないので、立ったままボンヤリと周りを見渡すことになる。。きょうは乗客の耳を目で追いかけていた。一定の年齢以下の人の耳には、たいていピアス。ピアス、好きかも。かわいいと思う。石田柊馬さんの川柳を思い出す。 耳たぶに穴あけるとき樹のにおい 石田柊馬 そうか、樹のにおいがするのか。いや、きっとすると思う。人が樹だったとか、樹が人だったとか、容易に納得できる感じがする。耳たぶにすっと穴をあけるとミストのように樹の香りがたつのだ。7割がた人で埋まった車輛に突然樹のにおいが満ちる。ちょっと元気になる。
by nezimakikukai
| 2019-10-15 23:07
| 火曜日にはねじをまく。
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