あのひとをめくれば雨だれがきれい 畑美樹この句に出会ったとき、ドキリ!とした。その瞬間、畑美樹さんというのは忘れられない名前になった。「あのひと」は恋人なのだろうか。「あのひと」を見る「わたし」がいる世界の光がきらきらとしていて、心地よくせつなくて、何より全然いやらしくないのがすごいと思った。川柳を書き始めて1年ほどたった頃のことだ。『川柳スパイラル』4の畑美樹さんの10句「星月夜を連れて」を読んで、あのときの感じがぱっーとよみがえった。 ルビをふる朝の雨ふる君の背な ていねいにひとをくるんで星月夜 美樹さんの句を読むと、きらきらした光とやわらかい痛みとに皮膚を刺激されるような感じがする。
by nezimakikukai
| 2018-12-04 14:45
| 火曜日にはねじをまく。
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