月刊 ★ ねじまき 

四音彷徨

思いあたる節がどこにもないきゅうり   瀧村小奈生

7月句会の題詠「節」の句である。選句理由などについて話しているときに、「どこにも」という部分が「あんまり」なんかのほうがおもしろいのでは?という話が出た。そうかなあ?→うん、たしかに!というのが作者であるわたしの心の動きである。「どこにも」のところをどうするかについては、投句するぎりぎりまで一番悩んだところだったのだ。「ほとんど」「ちっとも」「すこしも」「全然」「そんなに」……そういえば、「あんまり」は考えていなかった。いい塩梅の軽い感触だと思われる。

思いあたる節があんまりないきゅうり

こっちでいくかなあ。と、他の候補も含めてお直しすることを考えた。そこからが長いのである。とにかく確定できない。きょうAをよいと思ったのに、あすはBに傾くといった次第だ。そんなに考えるほどの句か?という疑問もわいてきたりして、いよいよ決まらない。

思いあたる節がーーーーないきゅうり

現在はこんな宙ぶらりんなことになっている。

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by nezimakikukai | 2018-08-21 19:27 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(2)
Commented by 桐子 at 2018-08-21 21:33 x
きゅうりの苦手な私ですが、この句は好きです。
それで、ーーーーには「やっぱり」を入れたいです。

  思いあたる節がやっぱりないきゅうり

きゅうりのみずみずしさを表現してみました(笑)
Commented by 瀧村小奈生 at 2018-08-24 19:34 x
桐子さん、ありがとうございます。「やっぱり」、いいですね。ますます、迷う!「きゅうり」だけに、「やっぱり」とか「あんまり」とか「り」で終わる言葉がいいのかなあ。自分なりに決め手が見つかるまで粘ってみます。
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