月刊 ★ ねじまき 

手の中の海を息子が見せに来る    青砥和子

日曜のねじまき句会で、瀬戸のいわゆる丸山組から2冊の句集をいただいた。瀬戸丸山組には2系統あって、青砥さんや中川さんが所属するおもしろ川柳会と、安藤さん、三好さん、北原さんが所属するフェニックス川柳会がある。どちらも大親分は丸山進さんなのだが、瀬戸文芸は活況を呈しているのである。そういえば、作品はまだ拝見していないが、瀬戸の文芸祭では、青砥さんが短歌、丸山さんが俳句の部門でそれぞれ表彰されたらしい。ノリノリの瀬戸である。掲出句は「おもしろ川柳会合同句集第十一号」から。ねじまき句会で見る青砥さんの句とは少し趣が違うような気がする。もちろん、句に描かれていることは現実とは違うのだけれども、地元瀬戸の仲間との句会で読まれているせいか、作者の素の部分が感じられるような気がする。私は親になったことがないので、親として子供を育て上げた人に対しては心から尊敬の念を抱くのだが、息子が「手の中の海」を見せに来ることができる母親の姿はなんとも温かく好ましく感じられる。無条件の信頼関係とでもいったらいいのだろうか。なんだか羨ましい気さえする、私などが窺い知ることのできない世界である。

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by nezimakikukai | 2017-11-21 17:26 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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