第132回ねじまき句会
題詠「客」
1.大五郎刺客の未来に嫌気さす/犬山高木 (1票:大嶽) 2.うすい影 観客席に置いてきた/大嶽春水 (4票:丸山 中川 三好 魚澄) 3.貘呼んで客間の軸を食べさせる/中川喜代子 (2票:犬山 大嶽) 4.柿の木から落ちた客室乗務員/丸山 進 (4票:なかはら 二村 青砥 妹尾) 5.乗客は望まぬほうへずれてゆく/青砥和子 (4票:瀧村 安藤 魚澄 大嶽) 6.客筋にピンクと青の筋入れる/三好光明 (4票:丸山 安藤 二村 青砥) 7.お客さんと思ってた人が母でした/魚澄秋来 (3票:瀧村 猫田 妹尾) 8.まだ青い隣の柿が客を食う/瀧村小奈生 (4票:なかはら 猫田 三好 青砥) 9.高砂や鶴が客間を横切った/猫田千恵子 (3票:丸山 犬山 妹尾) 10.お客さんあしたもくるのまいにちだね/二村鉄子 (1票:三好) 11.水引に結ばれているお客さま/なかはられいこ (3票:犬山 中川 安藤) 12.小さなお客さま降ってくる夕べ/妹尾凛 (5票:なかはら 瀧村 中川 猫田 魚澄) 13.すり足ですり減っていくお客さん/安藤なみ (1票:二村) 雑詠 1.絵の外へわたしの椅子をさがしに/妹尾凛 (2票:丸山 二村) 2.ど根性ガエルを焦がすアスファルト/安藤なみ (3票:瀧村 中川 妹尾) 3.約束をしているような夜と猫/なかはられいこ (3票:三好 魚澄 大嶽) 4.積極的に付録をめざすバナナ/二村鉄子 (5票:なかはら 瀧村 安藤 猫田 丸山) 5.変らずに明けるはな子のいない朝/猫田千恵子 6.肩甲骨剥がせば真新しい朝/瀧村小奈生 (5票:なかはら 犬山 二村 三好 大嶽) 7.父さんがそっと鑑定される夏/魚澄秋来 (5票:なかはら 丸山 三好 青砥 妹尾) 8.負けちゃえば穴の出口はすぐ近く/三好光明 (6票:中川 安藤 二村 青砥 魚澄 大嶽) 9.裸の背に鱗一枚の錯覚/青砥和子 (1票:犬山) 10.シンデレラのその後のような今朝の顔/丸山 進 (2票:猫田 青砥) 11.解けていく輪の端っこを持たされる/中川喜代子 (3票:犬山 魚澄 ) 12.あつすぎてうなだれている扇風機/大嶽春水 (1票:瀧村) 13.雲水のお勤めにあるヘアメイク/犬山高木 (3票:中川 安藤 猫田)
by nezimakikukai
| 2016-07-26 18:06
| 句会結果報告
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