月刊 ★ ねじまき 

「川柳 カモミール」

青森県八戸市のカモミール句会から「川柳 カモミール」が発行された。真っ白なカモミールの花の色をした1冊だ。つるつるの手触りはカモミールの清浄さだろうか。ほっと心を癒してくれるカモミールティー。カモミールには「逆境の中のエネルギー」という花言葉もあるらしい。発行人は笹田かなえさん。笹田かなえさんは、ねじまきとのご縁もひとかたならず深い方だ。同じくメンバーの守田啓子さんと一緒に、ねじまき句会にゲスト参加してくださったこともある。第1号は、各メンバーの句に「連衆」の谷口慎也さんと「おかじょうき川柳社」のSinさんの句評も添えられていて、とても興味深い。
かなえさん、カモミール句会のみなさん、「カモミール」創刊、おめでとうございます。真っ白な表紙を開いて、ゆっくり読ませていただきます。
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# by nezimakikukai | 2017-05-23 22:59 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(1)

事前投句と選句。

ねじまき句会では、題詠と雑詠を1週間前に投句し、題詠だけは無記名の句稿がメーリングリストに流れて各自が事前に選句しておくシステムが定着してきた。このやり方のよいところは、じっくり読める点である。わからないこと、不審な点は存分に調べたうえで考えることができる。なぜその句を選ぶのか、また選ばないのかということも自分なりに整理して考えたうえで句会に臨むことができるところがいい。自分自身の選句システムを自分で意識できると思うからである。また、雑詠に関しては、句会当日に初めて句と対面して選んでいくので、題詠の選句とは違う何かが働く点もおもしろい。5月の題詠の句稿が、今日流れてきた。全20句。来た!来た!来た!今月は5句選。日曜日の句会までじっくり楽しむことができる。
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# by nezimakikukai | 2017-05-16 23:20 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

ああついに生姜の匂いする頃に  樋口由紀子

1998年創刊の「MANO」が終刊を迎えた。由紀子さんは「MANO」編集発行人である。メンバーは加藤久子さん、小池正博さん、佐藤みさ子さん、樋口由紀子さん。加藤さんと佐藤さんには、去年、杜人の句会でお目にかかった。小池さんと樋口さんには、「川柳カード」でお世話になった。創刊メンバーは、石部明さん、倉本朝世さんと加藤さん、佐藤さん、樋口さんの5人。わたしがライブで知らない川柳の時代である。樋口さんは、樋口さんと言うより由紀子さんと呼んだほうがしっくりくる。あまりゆっくりお話しさせていただく機会もないのに、お目にかかるたびに久しぶりに従姉のおねえさんに会った気分になる方だ。わたしが一方的にそう思っているだけなのだけれど。
掲出句は、「MANO」第20号の〈姉の逆立ち〉20句の冒頭の句。「ああついに」という実際にはなかなか言いそうにない仰山な出だしが、「生姜の匂いする頃」につながるのが面白い。「生姜の匂い」は植物としての生姜なのか、食物としての生姜なのか。「頃」という表現は植物を思わせるが、わたしには食べ物としての生姜の匂いしか思い浮かばない。新生姜の甘酢漬けをつくるときに、茹で上がった生姜をざるにあげると、さーっといい匂いがたちのぼる。自分がまるごと、すーっと清浄になるような感じがする瞬間である。そんな頃を思い浮かべている。
本棚から、「セレクション柳人・樋口由紀子集」を取り出した。わたしが川柳を初めて間もないころに出された句集である。いま開くと、新たな由紀子さんとの出会いがあるような気がする。そんな予感がする。
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# by nezimakikukai | 2017-05-09 23:23 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

?(クエスチョンマーク)のこと。

握手する?手袋外したミッキーと    魚澄秋来

句会で論議の対象になったのがこのクエスチョンマークである。選んだ人の第一声が「このクエスチョンマークはいらないのですが・・・」である。待っていましたとばかり、選ばなかった人から「そうでしょ、だから選ばなかったんだから。」と攻め立てられる。「いや、だから、クエスチョンマークはないものと思って読んで・・・。」「それは、だめでしょ!」「でも、手袋を外したらどうなってるのか、メチャこわくないですか?何が出てくるかと思うと、こわいですよ。」「わかりますよ、わたしだってクエスチョンマークがなかったら選んでましたから。」「でしょ?」「でも、クエスチョンマークはあるんだから、そこに目をつぶるのはナシですよ。」・・・という具合。
ともあれ、ねじまき句会においては、「?」がないほうがよいということで意見の一致をみたのである。
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# by nezimakikukai | 2017-05-02 22:54 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

題詠「頂」より。

頂に押されて少し凹む空     早川由香

誰もがすぐにその情景を思い描くことができる。その情景を「頂に押されて」「凹む」と感じ、そう言葉で表現した瞬間に川柳になる。押す頂にも凹む空にもやさしさが感じられるのが心地よい。

丹頂の赤はサークルKの赤    なかはられいこ

丹頂鶴の頭のてっぺんの丸い赤。それとサークルKのKとそれを囲む丸の赤。よくぞ発見されました!だからどうってことは何もないのだが、こんなこと言われてへーって思うと、何だか古い角質のたまった心のピーリングができそう。

4月のねじまき句会は尾張旭の水野奈江子さんと秋田の一帆さんが参加してくださった。

頂上の手前がいつも混んでいる  水野奈江子

見逃してあげるさくらの有頂天  一帆

ねじまきスタイルは、選んだ理由も選ばなかった理由を述べることなので、お二人にもどんどん意見をうかがった。私たちは楽しく活気のある時間を過ごさせていただいたが、お二人にも楽しんでいただけただろうか。
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# by nezimakikukai | 2017-04-25 23:10 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

第139回ねじまき句会

題詠「頂」

1. どん底と言う頂きに這い上がる/北原おさ虫
(3票:丸山 一帆 大嶽)

2. 頂に押されて少し凹む空/早川由香
(10票:なかはら 八上 瀧村 北原 中川 猫田 犬山 一帆 青砥 大嶽)

3. 頂へ向かって咲いてゆく無限/猫田千恵子
(2票:三好 早川)

4. 前衛を頂きました草間の南瓜/犬山高木
(4票:中川 早川 一帆 青砥)

5. 星を頂き珊瑚の紅とサハリンへ/安藤なみ

6. 頂点の無いものばかり追いかけて/三好光明
(3票:丸山 水野 魚澄)

7. 座布団の頂点さがす乙女たち/丸山進
(7票:なかはら 瀧村 犬山 魚澄 大嶽 妹尾 米山)

8. 臥薪嘗胆 選手頂点に立つ/大嶽春水

9. 山頂に立ちアポロンを呼びつける/青砥和子
(6票:丸山 猫田 水野 安藤 魚澄 妹尾)

10.山頂と雲は仲良し嫉妬する/魚澄秋来
(2票:丸山 三好)

11.頂上の手前がいつも混んでいる/水野奈江子
(10票:八上 瀧村 北原 中川 三好 猫田 犬山 魚澄 妹尾 米山)

12.頂上で空だけ誉めて降りて来る/中川喜代子
(6票:なかはら 八上 北原 安藤 水野 魚澄)

13.見逃してあげるさくらの有頂天/一帆
(14票:八上 瀧村 中川 早川 北原 三好 猫田 犬山 安藤 水野 青砥 大嶽 妹尾 米山)

14.きょうも天頂のどかな春の河馬/妹尾凛
(2票:安藤 一帆)

15.そこここに春の黄色は有頂天/瀧村小奈生
(5票:なかはら 早川 水野 妹尾 米山)

16.在りし日の動画凍頂烏龍茶/八上桐子
(4票:なかはら 早川 青砥 大嶽)

17.丹頂の赤はサークルKの赤/なかはられいこ
(12票:丸山 八上 瀧村 北原 中川 三好 猫田 犬山 安藤 一帆 青砥 米山)


雑詠

1. いちめんのなのはな悲しいと言えよ/瀧村小奈生
(13票:丸山 八上 北原 中川 早川 三好 猫田 犬山 安藤 一帆 青砥 魚澄 大嶽)

2. 痛そうにさくらの前に立っている/八上桐子
(5票:瀧村 早川 安藤 魚澄 米山)

3. 三月をおあげに詰めて炊き上げる/中川喜代子
(11票:なかはら 八上 瀧村 早川 北原 三好 猫田 一帆 青砥 大嶽 妹尾)

4. チャーハンと黄色い窓は同じ人/安藤なみ
(5票:なかはら 丸山 青砥 妹尾 米山) 

5. 挨拶もそこそこにさざなみ起こす/丸山進
(6票:なかはら 八上 北原 犬山 早川 水野 )

6. 木連とドドンパしてる安倍昭恵/犬山高木
(3票:丸山 中川 妹尾)

7. 握手する?手袋外したミッキーと/魚澄秋来
(2票:瀧村 水野)

8. もう春ねにょろにょろなんか摘んできて/妹尾凛
(10票:八上 中川 三好 猫田 早川 安藤 一帆 水野 魚澄 米山)

9. 石亀の背にも太陽光パネル/猫田千恵子
(9票:なかはら 丸山 瀧村 中川 北原 安藤 青砥 大嶽 妹尾)

10.父の目の奥のとどめの花吹雪/なかはられいこ
(7票:八上 犬山 安藤 水野 青砥 大嶽 米山)

11.泣き顔は修正しない悔しい日/水野奈江子
(5票:北原 三好 一帆 魚澄 米山)

12.骨肉を砕いて満開に乱れる/青砥和子
(2票:三好 犬山)

13.いま一度ガラスの靴を置いてみる/一帆
(2票:猫田 水野)

14.どしゃ降りでホッと一息第五章/三好光明
(3票:魚澄 大嶽 妹尾)

15.さくらさくら急行で咲く栄ゆき/早川由香
(4票:なかはら 瀧村 犬山 猫田)

16.能面のように寝ている箱の中/北原 おさ虫
(1票:中川)

17.菜の花とボンドで継ぎし備前焼/大嶽春水
(2票:丸山 一帆)
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# by nezimakikukai | 2017-04-24 14:07 | 句会結果報告 | Comments(0)

練習帖なるもの。

好奇心から「俳句川柳短歌の練習帖」(土屋書店)という本を開いてみた。「上級テクニック」がマスターできるらしい。「うまくなるポイント」が書いてあるらしい。そして「これ一冊解けば作品力がつく!」という問題が載っているようだ。本当は俳句や短歌についても読んで比べてみたかったのだが、ひとまず川柳の部分を拾ってみた。「どれが本当の川柳?」というセンセーショナルなタイトル。「本当の」って何なんだろう。駄洒落や語呂合わせはだめだということはわかるのだが、「川柳的含み」が感じられるかどうかで本当の川柳か否かを判断するというのはよくわからない。そもそも「川柳的」って何なのだ。それこそ、何を「川柳的」とするかがさまざまなのではないのか。「言葉のセンスアップ」のページものぞいてみる。陳腐な説明は避けるとか慣用表現は使わないとかの、やってはだめですよのアドバイスは確かにそのとおりだと思う。こういうのがいいですよ、という説明は難しいのかなかなかしっくりこない。ふうん、これが練習帖なるものなのだな。書店でこの本を手に取る人がいて、ちょっと書いてみたくなって、川柳を始めるきっかけになったら幸いである。句会に出会い、人と出会い、いろんな作品を読んで、そこから先はきっと自分で考えて、行き詰って、また考えて書いていくしかないのかなあと思った次第である。
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# by nezimakikukai | 2017-04-18 23:26 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

清潔な終焉を聴く貝の耳   小池正博

私はこの句から聞こえてくる静寂が好きである。終焉は清潔で、それを聴くのは耳、そして耳は貝。どこまでも静かな世界だ。肯定も否定もない世界の耳。

「川柳カード」が3月発行の第14号をもって終刊した。冒頭の句は、その14号の小池正博さんの10句『動物図鑑』の最後に置かれている。そうなると意味深長な気もするのだが、それ以上にわたしには堀口大学の訳詩を思い出させる。

わたしの耳は貝の殻  海の響きを懐かしむ
    (ジャン・コクトー  堀口大学訳)

郷愁を感じさせる響きはそのせいだったかもしれない。
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# by nezimakikukai | 2017-04-11 23:25 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

鉄塔は鉄の頃からさびしがり   なかはられいこ

3月の題詠「頃」の最高点句。鉄塔に鉄の頃があったのはあたりまえのことだが、そのことに思いを馳せる人はどれほどいるのだろう。わたしがこの句に惹かれるのはまさにその点である。もちろん、さびしがりだと心を寄せることにも共感するのだが、それもこれも鉄の頃があったことに気づいてこそだと思う。川柳を書くということは、対象に対する曇らない眼をもつこと、偏見のない柔軟な視線でまっすぐに見つめることなのではないかと改めて考えさせられた一句である。おぼろげな記憶なので間違いがあるかもしれないが、東京タワーは朝鮮戦争の戦場から帰ってきた戦車や武器を溶かした鉄でつくられたと何かで読んだように思う。あの赤い鉄の塔が生まれたときから悲しい記憶をもっていたという話である。だとすれば、さびしがりなのももっともなことだ。最近、スカイツリーを隅田川の向こうに見る機会があった。川面を見ていてたまたま顔を上げたらライトアップされた美しい塔があって、「ん?スカイツリー?」と気づいたのだが、あっけらかんとして割に感動が少なかった。さびしがりだった頃のない素材で構築されているせいだろうか。
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# by nezimakikukai | 2017-04-05 01:38 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

第138回ねじまき句会

題詠「頃」
1. 食べ頃になるとほとんどは裸/安藤なみ
(4票:二村 大嶽 早川 米山)
2. 食べ頃の馬と面会あかね雲/丸山進
(2票:安藤 犬山)
3. 食べ頃か 悩まし過ぎる網メロン/早川由香
(2票:中川 犬山)
4. あの頃はヌードだったと言い張るさくら/犬山高木
(3票:小池 青砥 早川)
5. あの頃を眠らせておく箱の底/猫田千恵子
(2票:丸山 瀧村)
6. だった頃あの頃だった頃のこと/瀧村小奈生
(5票:二村 中川 小池 三好 青砥)
7. 今頃の猫が咥えてくる現/青砥和子
(3票:丸山 安藤 三好)
8. 年頃の風神雷神未だ未婚/中川喜代子
(2票:二村 米山)
9. 川沿いに来るえんとつの頃のこと/八上桐子
(6票:なかはら 魚澄 妹尾 小池 三好 猫田)
10.鉄塔は鉄の頃からさびしがり/なかはられいこ
(12票:二村 魚澄 中川 妹尾 瀧村 三好 青砥 大嶽 早川 猫田 犬山 八上)
11.永遠とすれちがう頃うかれ猫/妹尾凛
12.絵文字から逃げて黒野に着く頃だ/小池正博
(4票:なかはら 魚澄 猫田 八上)
13.明ける頃いきものの音そこかしこ/大嶽春水
(3票:瀧村 妹尾 早川)
14.男が優しかった頃のフライパンにさよなら/魚澄秋来
(3票:なかはら 中川 犬山)
15.裏側の無かった頃の春の朝/三好光明
(6票:安藤 魚澄 丸山 米山 猫田 八上)
16.そろそろ声が音になる頃/二村鉄子
(9票:なかはら 丸山 小池 瀧村 妹尾 青砥 大嶽 米山 八上)
17.光ってた頃の習慣ぬけね指/米山明日歌
(2票:安藤 大嶽)
雑詠
1. 映るものみな夜の川面を押し上げて/瀧村小奈生
(5票:なかはら 中川 小池 猫田 米山)
2. いつも「ぬ」に左右されるってもんじゃない/二村鉄子
(7票:丸山 妹尾 三好 早川 米山 犬山 八上)
3. 文学は・にしておくボブ・ディラン/犬山高木
(4票:丸山 妹尾 大嶽 八上)
4. 大根の花にもお立ち寄り下さい/中川喜代子
(8票:二村 安藤 魚澄 三好 青砥 猫田 大嶽 八上)
5. まひる野で嫌いな人に挨拶する/小池正博
6.春雨と糸蒟蒻の合議制/三好光明
(6票:なかはら 二村 猫田 大嶽 犬山 八上)
7.デビ夫人消せばいしやきいもの声/丸山進
(5票:魚澄 中川 瀧村 青砥 大嶽)
8.おとこのこ棒ひろいたがる春の午後/魚澄秋来
(4票:なかはら 安藤 妹尾 早川)
9.ストローなからだながれるるうりーど/八上桐子
(5票:なかはら 二村 丸山 妹尾 犬山)
10.第三の目が掃除をする鱗/安藤なみ
(1票:小池)
11.これで最後飾り釦を付け替える/青砥和子
(2票:中川 米山)
12.これはいつものコウモリになった夢/妹尾凛
(4票:安藤 瀧村 青砥 米山)
13.春だねえ杏仁豆腐のにんのとこ/なかはられいこ
(8票:二村 丸山 小池 瀧村 魚澄 中川 三好 犬山)
14.なにをきる音だかなにをはく音か/米山明日歌
(3票:小池 三好 早川)
15.煙しか出ないドラゴンのあくび/猫田千恵子
(3票:安藤 瀧村 青砥)
16.稜線に満ちるあけぼの抱かれて/早川由香
17.卒業は優しく過去を切り離す/大嶽春水
(3票:魚澄 猫田 早川)
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# by nezimakikukai | 2017-03-29 21:06 | 句会結果報告 | Comments(0)

小池正博氏来名。

「来名」と入力しようとしたら、「雷名」が出た。確かに、名声とどろきわたる小池さんなり。次に「雷鳴」。雷の鳴るごとき厳しい批評で句会をバッサリ!・・・いえいえ穏やかな小池さんであった。で、やっと「来名」。川柳のためなら全国どこへでも飛んでいく小池さんが、ねじまき句会参加のために名古屋に来てくださったのだ。遠いところをようこそ!と、青砥和子さんの計らいで小池さんを囲む名古屋飯の会を催したあと、句会に参加していただいた。小池さんにも事前に投句をしていただき、いつものように作者名を伏せた状態で選句をする。選んだ理由、選ばなかった理由も他のメンバーと同じように述べていただいた。いつものメンバー以外の方の意見が聞けるのは新鮮で楽しい。その句会の結果報告は来週にはできる予定。
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# by nezimakikukai | 2017-03-21 22:49 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

樹萄らきさま

いつも「ねじまき」を読んでくださってありがとうございます。
らきさんの送ってくださる冊子には、その年のらきさんがぎっしり詰まっているので、一度もらきさんにお会いしたことのない私ですが、旧知の間柄のように錯覚してしまいます。2016年のタイトルは「霧隠才蔵様ですね奥へ」でした。さあ、私はページが開けません。霧隠才蔵は奥へ案内されるのだな。猿飛佐助はあかんのか?たしかに才蔵さんはかっこよさそうだけど、そういう問題か?なんで才蔵さんだけOKなのかと立ち止まってしまうからです。挙句の果てに、いいや、才蔵様ってことにしよ、と奥に分け入ってしまうのですけどね。ひとたびページを開くと、そこは一面の〈らきさんワールド〉。楽しく交信させていただきました。毎年こうしてらきさんにお会いできることを楽しみにしております。2016年のらきさんの川柳から。

いざいざいざ春に怯むはいとおかし
空に問う大きいものは何ですか
雨がくるでんぐり返るどんでん返る
新しいノート引っ掻き傷模様
角度にも弱さはあって三角定規

2017年もいっぱいらきさんの言葉をつづってください。
ねじまきもがんばります。
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# by nezimakikukai | 2017-03-14 20:39 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)



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