月刊 ★ ねじまき 

カテゴリ:火曜日にはねじをまく。( 162 )

名前なぞどうでもいいかアハハハハ   中川喜代子

「川柳文学コロキュウム」No.66から引用させていただいた。「アハハハハ」はちっともおかしそうじゃなくておもしろい。名前は、所詮、ラベル、記号なのだからたいしたことはないというのは正論だけれども、なかなかそう単純ではない。だいたい、「どうでもいいか」なんて言ってみせる時点で、どうでもよくないことがありありわかる。人に名前を覚えてもらっているとうれしいし、逆だとちょっとさびしかったりもする。どうでもいいものの名前でも思い出せないと、どうにも気になってしかたない。ちっとも、どうでもよくないのが名前なのである。中川さんも加わる11月の句会は、今度の日曜日だ。多様な書き手の作品を読み、評を交わせる場所として、ねじまき句会は、めぐまれた環境だと思っている。
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by nezimakikukai | 2014-11-11 23:26 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

川柳「ねじまき句会」が10周年(中日新聞・2014.11.4)

きょうの中日新聞朝刊の文化面で、ねじまき句会がとりあげられました。そう、先日取材に来てくださった野村さんの記事です。4分の1面ほどのスペースを割いて、ねじまきを紹介してくださいました。句会の様子も、コメントも丁寧に伝えてくださっていて、とてもうれしく思いました。それに、紙面が明るかったのも。明るくって、すーっと風が抜けそうな感じがしました。きっと、取材してくださった野村さんの温かいお気持ちのおかげだと思います。「川柳人口の拡大も狙い」なので、お問い合わせがあるとうれしいです。
11月から、中日新聞を見るより早く新メンバーが2人参入。瀬戸の中川喜代子さんと大阪の兵頭全郎さん。ますます、おもしろくなりそうです。
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by nezimakikukai | 2014-11-04 23:16 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

阿吽とかゆってふたりは秋さなか    なかはられいこ

瀬戸の吟行会には参加できなかった。遠来のお客様もいらしていたのに本当に残念。当然のことながら、吟行会の句は、ふだんとは趣を異にする。参加していなかった私の眼と参加者の眼は違ってくることと思いつつ気になった一句を挙げた。「とかゆって」「ふたりは」などと若い恋人同士のようだが、この「ふたり」は明らかに阿くんと吽くんの二体の狛犬のことだろう。あまり訪れる人の多くなさそうな神社の、清澄な秋の光の中に永遠の時間を刻むように鎮座しつづける「ふたり」である。その距離は近過ぎもせず遠すぎもせず、どれだけ長い時間見つめあってきたことか。阿の口は阿のままで、吽の口は吽のままで。その間を通り抜けるとき、こんな言葉が現れそうな気がする。
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by nezimakikukai | 2014-10-28 15:46 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

熊さんは保健室だよ来れないよ    会田ゆう子

ゆう子さんは、ねじまき句会の新人である。新人ということは若いのである。たぶん。ほら、句だってとてもキュート。なんで保健室にいるんだ、熊さん。なんなんだ、この不可思議感。童話の世界なのか。きっとゆう子さんには、絶対的な構図があるはずなのだ。いまのところ、それが見えづらくなっているのは残念だけれど、新人なのでこれから出力トレーニングを重ねれば見通しがよくなるはず。それより、スレンダーなからだにいっぱいつまっていそうなたくさんの不思議が何より魅力なのである。何かしらを秘めた新人であることは間違いない。
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by nezimakikukai | 2014-10-21 13:55 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

台風一過。

風びゅんびゅんの火曜日です。10月のこんな時期まで台風の心配をしなきゃいけないなんて。最近は、お天気の考えることはさっぱりわかりません。それにしても、今度の日曜日でなくてよかった。今度は、ねじまきの吟行会ですから。だいたい年に1度は吟行会をしています。去年は山崎川沿いの遊歩道でした。今年は瀬戸。吟行のときの句は、普段とは違ってくるので、それもおもしろいところです。俳人の二村鉄子さんは、なんといっても吟行のプロフェッショナルなので、その一言がとても印象的です。「家を出たときからもう吟行は始まってます。」は衝撃でした。遠足気分で電車に乗って、のほほんと集合場所にたどり着いた途端のガツン!でした。「あれは吟行の歩く速さじゃない。」っていうのもありました。途中でかわいいガラス細工のお店を見つけてチンタラしていたら残り時間が少なくなって、意味もなく焦って歩いていたのを目撃されていたらしいのです。みんなが見たものを共有していて、「あ、あれのことか。」とわかるところもいつもとは違いますね。だから、「あれがこうなっちゃうの!」という発見もあります。とりあえず、いまのところはお天気はだいじょうぶそうです。

葉桜の下でまぶたをおろそかに   なかはられいこ
  (2013.5.19  ねじまき吟行会・山崎川より。)
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by nezimakikukai | 2014-10-14 15:27 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

水曜日ですが・・・ねじまき臨時便。

「川柳文学コロキュウム」No.66の新刊紹介のコーナーで、「川柳ねじまき#1」を紹介してくださいました。

   2004年に名古屋の有志により発足、互いの作品を深く鑑賞かつ的確に批判する
   ことを旨として、超結社の川柳句会を続けてきたねじまき句会が十周年を迎えた
   ことを機に、その成果を外部に向けて問うべく創刊に踏み切った機関紙の創刊号。

赤松ますみさん、ありがとうございます。なんだか晴着を着た娘を遠くから見てるみたいな気恥ずかしく誇らしくうれしい気持ちで読みました。
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by nezimakikukai | 2014-10-08 23:12 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

通巻1048号。

「川柳塔」の90周年記念特集号を送っていただいた。創刊大正13年、通巻1048号である。すべての数字に圧倒される。これだけの時間を積み重ねて現在があるということの重さを感じる。まさに歴史だ。川柳のことを考え続け、書き続けた人たちがたくさんいて、今もいて、この雑誌が目の前にあって・・・。私は川柳のことをもっと知りたいし、知らなければならないと痛感した。
「川柳塔」創刊90周年おめでとうございます。
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by nezimakikukai | 2014-10-07 23:24 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

取材されました!

9月の句会に中日新聞の記者さんが取材にいらっしゃいました。これも、ねじまきの本が出たからだとすると、やはりこうして雑誌を出して発信していくということは大切なことなのだなあと思います。取材に来てくださったのは、野村さんというとても感じのよい女性でした。(個人的なことですが、記者で野村さんという名前にはよいご縁があるのでうれしいです。)3時間半ほどの句会と、そのあとのコメダ雑談会まで、ずっとご一緒しました。コメダでは、メンバーひとりひとりにいろいろ質問していらっしゃいました。わたしは、ちょっと意外だったのです。こんなに時間を使ってこんなに丁寧に耳を傾けてくださるなんて!どんなボリュームの記事になるのか、それどころか記事になるのかならないのかも、不思議なくらい気になりません。野村さんにお会いできたことが幸せです。ありがとうございました。「川柳ねじまき」がまたひとつ素敵なご縁を結んでくれました。
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by nezimakikukai | 2014-09-30 23:18 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

立秋が八木節のまま罷り出る    北原おさ虫

秋分の日に立秋の句で紹介して申し訳ありません。これは、8月句会の北原さんの雑詠です。どこから「八木節」が出てきたんだろうと思うのですが、意外なものをひょいっと出して見せるのが得意なんです。まあ、マジシャンですから、鳩だってなんだって出せちゃうのですが。北原さんは、いろんなことを知っているので、ときどき本当にびっくりさせられます。そして、いったん関心をもったことは、とことん究めたいタイプに見受けられます。それは、川柳に対しても同じ。パッションの人、おさ虫さんもまた、瀬戸組の一人です。ねじまきでは、今、瀬戸が熱いのです。
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by nezimakikukai | 2014-09-23 20:05 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)

点がいい線には出来ぬ絵も描ける    三好光明

三好光明さんも瀬戸・丸山教室の出身、通称瀬戸組である。三好さんは「ねじまき」の良心、間違いなく断言できる。特に素直で正確な読みには邪悪さのかけらもない。川柳との取り組み方も本当に誠実な人だ。いつだったか、句会でなかはらさんが三好さんの句について話した時に、ストンと落ちるものがあったようで、破顔一笑、瞳キラキラだったことがある。あのときの三好さんの表情が忘れられない。
掲出句も、作者の謙虚さ、優しさの感じられる一句。描かれてしまった線より、何にでもなれる、しかし一つでは何でもない点を選択するところが三好さんらしい。
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by nezimakikukai | 2014-09-16 14:48 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)



川柳句会「ねじまき句会」の公式サイトです
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