月刊 ★ ねじまき 

かなかなの夜。

8月の題詠は「顔」。

ふと真顔かなかな夜の草書体   妹尾凛

何を言っているわけでもない。ふと真顔になる自分に気づいた一瞬、かなかなの鳴き声。あるのはそれだけだ。かなかな→仮名→草書体という流れをつなぐのは「夜」であり、ふと真顔になったのも夜の一瞬だろう。そう考えると「夜」の一語の必然性が見えてくる。なんだかんだ、ごちゃごちゃと考えてはみるものの、音としての言葉の流れとリズムに素直に身をゆだねる気持ちよさに心は傾斜する。フトマガオカナカナヨルノソーショタイ・・・透明感のある夜の闇色にくるまって脱力してみるのもいいんじゃないだろうか。
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by nezimakikukai | 2017-09-05 23:10 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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