月刊 ★ ねじまき 

練習帖なるもの。

好奇心から「俳句川柳短歌の練習帖」(土屋書店)という本を開いてみた。「上級テクニック」がマスターできるらしい。「うまくなるポイント」が書いてあるらしい。そして「これ一冊解けば作品力がつく!」という問題が載っているようだ。本当は俳句や短歌についても読んで比べてみたかったのだが、ひとまず川柳の部分を拾ってみた。「どれが本当の川柳?」というセンセーショナルなタイトル。「本当の」って何なんだろう。駄洒落や語呂合わせはだめだということはわかるのだが、「川柳的含み」が感じられるかどうかで本当の川柳か否かを判断するというのはよくわからない。そもそも「川柳的」って何なのだ。それこそ、何を「川柳的」とするかがさまざまなのではないのか。「言葉のセンスアップ」のページものぞいてみる。陳腐な説明は避けるとか慣用表現は使わないとかの、やってはだめですよのアドバイスは確かにそのとおりだと思う。こういうのがいいですよ、という説明は難しいのかなかなかしっくりこない。ふうん、これが練習帖なるものなのだな。書店でこの本を手に取る人がいて、ちょっと書いてみたくなって、川柳を始めるきっかけになったら幸いである。句会に出会い、人と出会い、いろんな作品を読んで、そこから先はきっと自分で考えて、行き詰って、また考えて書いていくしかないのかなあと思った次第である。
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by nezimakikukai | 2017-04-18 23:26 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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