「川柳木馬」第150・151号合併号
高知から文旦が届いた日、同じく高知から「川柳木馬」が届いた。川柳木馬とかけて文旦ととく、その心は、どちらもいい匂い。巻頭は「作家群像・徳長怜 篇」である。またまた、いい匂い。怜さんとは、「カード」の大会の二次会のあと一緒に地下鉄までダッシュした仲である。あのときは清水かおりさんも一緒だった。あちらこちらで徳長怜さんの句に出会って、いつからか何かあると怜さんの句を探すようになっていた。でもこうして、まとまったかたちで句を読ませていただいたのは初めてだったので、とてもうれしかった。
長期予報ではあなたは海である じゃあ短期予報だと何なのだろうとか、長期予報で海だという人を私は好きになれるのだろうかとか、ついつい考えてしまう。作者の投げた言葉の先で遊ばせてもらう楽しさ。しかもなかなか気持ちいい。 バス停は武士になる気で立っている やっぱりなあ。怜さん、そうだと思ったよ。まちがいなく武士!思わず納得させられる。 舟偏をつけてたゆたうのも一手 なんてシャープ!うまい!だけど、それだけじゃない。あり得ないことなのだけれど、舟偏をつけてたゆたうことができそうな気がするのだ。 徳長怜さんの言葉は、想像力をぐわんと刺激する一錠である。
by nezimakikukai
| 2017-02-28 20:19
| 火曜日にはねじをまく。
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