月刊 ★ ねじまき 

「青」

国民文化祭で徳田ひろ子さんにお会いした。「青」はそのとき頂戴した徳田さんの句集である。きっとこれまでにも同じ会場にいたことはあると思うのだが、至近距離(30センチくらい)でお声を聞いたのは初めてである。まさにかっこいい姐御!幸運なご縁で句集をもらい受けた。わあ、青い表紙は柳本元々さんの絵ではないですか。もくじには「第一章 青嵐」「第二章 青い花」「第三章 青兎」「第四章 青垣」と並んでいて、青づくし。徹底してるわ、さすが姐さん。この句集には面白い仕掛けが隠されているとお聞きしたのだが、わたしのヘボい脳では未だ発見にいたらない。

夏までの長さを犬かきのままで
塩加減まちがえてから姉のまま
交差点海に向かって青になる
満月で爪を研いではいけません
君の手から37度2分の月が出る

豪快な(って言ったら叱られるだろうか?)ひろ子さんの繊細な心がいっぱいつまった句集である。
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by nezimakikukai | 2016-12-06 23:11 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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