月刊 ★ ねじまき 

古錐さんのこと。

おかじょうき川柳社の角田古錐さんの訃報が届いた。私が古錐さんにお会いしたのはたった一度きりだ。初めてお会いして、にっこり笑いかけてくださった瞬間に、ほっとすると同時にずっと以前から知っている方のように錯覚してしまった。本当にそんなことがあったのかどうか記憶は定かでないのだが、隣にすわって静かに話してくださる古錐さんの声に耳を傾けていた気がするのだ。お会いしない時間のうちに古錐さんのイメージはどんどん蓄積されていった。誠実で思慮深い。飄々としてときどきお茶目。ジャズを愛するかっこいいおじさん。クールだけど温かい。青森に行けば、またお会いできるものと思い込んでいた。その場所に古錐さんがいなくなることなど思いも寄らなかった。いつだって私は迂闊でぼんやりだ。

まあしょうがないなと欠けた月を見る  角田古錐

ご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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by nezimakikukai | 2016-08-09 23:29 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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