月刊 ★ ねじまき 

バナナですから。

積極的に付録をめざすバナナ   二村鉄子
   (第132回ねじまき句会 雑詠より。)

おもしろさは「積極的に付録をめざす」のが「バナナ」であるところだろう。付録ってめざすものじゃないし・・・という突っ込みどころには少々安定感がありすぎるきらいもあるが、それが積極的だというのにはダメ押しの妙がある。さて、積極的に付録をめざすのはというと・・・。そこで悠々と「バナナ」の登場である。大昔は高級だったバナナ。いつかありふれてしまったバナナ。ジュースにはよく使われているが、そのまま食べる頻度は少なくなった。青いのは青い味がする。完熟はとびきり甘い。すぐに黒ずんで見かけが悪くなってしまう。バナナ、バナナ、この不可思議な存在。バナナと付録。付録とバナナ。感触がとてもおもしろい。
そういえば、このあいだ神宮に行ったときに「バナナ屋さんの前を通ったら・・・」と話しているのを聞いた。ひょっとしてと思い当たる建物がある。倉庫風の建物の前に台があってバナナが載っていた。気になって尋ねてみると本当にバナナ屋さんらしい。地下に室があるのだとか。なんだかすごいなあ。「バナナ」はなかなか力のある言葉だ。
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by nezimakikukai | 2016-08-02 22:58 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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