「杜人集」より。(「川柳杜人247号」)
ねじまき句会のメンバーの青砥和子さんと妹尾凛さんが「杜人集」に句を寄せている。
中指の指紋ほどけて 誤配です 青砥和子 「杜人集」の青砥さんはねじまきのときと表情が違う気がする。「杜人集」の顔のほうが自由でのびやかだ。ねじまきのときは、誠実で端々にまで気配りのある作句姿勢が前面に出ている。どちらも誤解を招きそうな表現で恐ろしいのだが、同じ作家が場の違いによってまったく異なった表情を見せることが興味深かった。もちろん、その両方が青砥和子であり、その魅力であることは間違いない。 満月のスライス山盛りのサラダ 妹尾凛 凛ちゃんは対照的に、ねじまき句会でも「杜人集」でも、ゆるがぬ〈妹尾凛〉である。何がと言われればすべてが!素材も色合いも香りも手触りも全部。最近、妹尾凛のぶれなさ加減に惚れているかもしれない。もちろんひとつひとつの作品の内容はそれぞれ違うのだが、凛ちゃんという楽器を通していろんな曲が生まれてくるように感じる。
by nezimakikukai
| 2015-09-29 13:14
| 火曜日にはねじをまく。
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