月刊 ★ ねじまき 

題詠「肌」より。

月明かりたるませている象の肌    八上桐子

「もう、さようなら、サンタマリア。」という白象のつぶやきが聞こえてきそうな句。象の皺くちゃでたるんだ肌に月光があたっていることを、「月明かり」ヲ「象の肌」ガ「たるませている」と表現した結果、象の孤独感や悲しみが読む者にひしひしと伝わる。絵本の1ページのようでもある。

肌の色あずきコーヒーゆず桜    ながたまみ

中部地区の方ならご存知、青柳ういろお~♪である。なるほどねー、そうかそうかの1句。コマーシャルフレーズの取り込みがバチッときまった句である。こんな遊びができるのも川柳のおもしろさだ。

三月のぷる肌製作委員会    二村鉄子

なんなんだよー!と思いつつ押し切られてしまう句だ。たしかにリズムはいい。言葉の選択もぴったり。だからどうと言われると困るのだけど、なんだか見過ごせない。無条件におもしろいんですもん!

「肌」という題からさまざまな句がしぼりだされる。わたしたちは、いつも題からチャンスをもらっている。
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by nezimakikukai | 2015-04-28 16:03 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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