月刊 ★ ねじまき 

こわごわと百から七を引いていく    中川喜代子

第117回ねじまき句会、雑詠から。あとで知ったことだが、これは認知症のテストらしい。この句の獲得票のうち、それを知っていたのが多数派でがあるが、私も含めて知らずに選んでいるケースもある。つまり、百から七を引くという行為そのものだけを切り取ったところに功績があるのではないか。さらに言えば、百から七を引くテストの存在そのものがすごいことのように思えてくる。誰が考えたものか、ややこしく不気味な行為だ。引いていった先に何があるのか、まさに「こわごわ」である。現実に存在する事象の中で、これを川柳の題材として選んだ作者の選球眼の正しさを感じた。
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by nezimakikukai | 2015-03-03 14:48 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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