月刊 ★ ねじまき 

十二月。

句会結果報告がまだなので、ややフライング気味なのだが、欠席選句も終了したので、十二月句会の作品について。毎月、月が詠みこまれた作品がひとつは出てくる。今月は題詠「燕」と雑詠で1句ずつ。

谺になるか燕になるか十二月    なかはられいこ

箸置きに箸の足りない十二月    二村鉄子

題詠の選評が先だった。そのとき選ばなかった理由を求められた二村さんが「十二月がねえ。とってつけた感じで、かえって混乱を招くんじゃないかと思うんですが。」と。記憶を頼りにしているので、そのままではないが、確かそういう指摘をした。「谺になるか燕になるか」だけで選んだわたしは、どっきりしたのだが、作者を発表したあとに、なかはらさんもそれを認めていたので、二村さんの指摘は的確だったということだ。その後雑詠の選評が終わり、雑詠の「十二月」の句は二村さんの作品だということがわかる。おもしろい。そこで、題詠での二村さんの指摘がより重要になる。「谺になるか燕になるか」の句の「十二月」に対して問題を提起できる揺るぎない二村さんの姿勢がいい。それは、ひとつの言葉の配置に細かい吟味が重ねられていることの証だからだ。私なら、・・・言えたかなあと思うと、自信がない。二村鉄子さんがまぶしい!句会は楽しい。
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by nezimakikukai | 2014-12-23 18:07 | 火曜日にはねじをまく。 | Comments(0)
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